50歳の青木さやかさん。
生年月日を調べると、3月生まれのようなので、1972年4月生まれの私とは、およそ丸1歳の年齢差はあるけれど、同学年。
よくテレビのバラエティに出演されていたのを見ていた頃は、お姉さんなのかと思っていました。
神戸で「50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの「反省道」」の出版記念イベントをするとお誘いを受け、同年代なんだと知りました。
私も今、電子書籍を書いている。
こんな有名人が書いている、しかも文才のある方と一緒にしてはいけないけれど、同年代&本を出版しているということで、すぐに「行きます」の返事をしました。
「50歳。はじまりの音しか聞こえない 青木さやかの「反省道」」の感想
出版記念イベントは、書籍付きで、青木さやかさんのサインもいただいた。
自分が興味を持って買った本じゃない、人からもらった本というのは、なかなか読まない私なんですが、この書籍は数日で読めた。
文章にテンポいいという表現が合っているか、分からないけれど、テンポよく、とても読みやすかった。
そして、飾らない、格好つけてない、そのまんまの青木さやかさんが見れたような気がした。
恋愛の話も素直な気持ちが綴られていて、切なくなった。
40代、50代でも恋愛はするし、失恋したら傷つく…そんなところも共感できた。
私は出産が早かったので、子育ては終わっているけれど、離婚した時の子供の年齢も同じ、母親と確執があったという経験も同じで、勝手に親近感が湧いています。
出版記念イベントでのトークも楽しくて、さすが芸能人だなと思ったけれど、本を読むと、意外と陰キャな面も垣間見れる。
100歳まで生きるとしたら、あと50年。私は49年。
「50歳。はじまりの音しか聞こえない」
最後の方に書かれているけど、不安のドキドキもあるけれど、それでもやっぱり、楽しい未来しかないと勇気づけられました。
40代後半〜50代女性には、ぜひ読んでいただきたい1冊だと思います。