- オンラインお見合いを控えている人
- オンラインも活用してお見合い回数を増やしたい人
- 遠方の人との結婚も考えているのでオンラインでお見合いしたい
コロナ禍で、オンラインお見合いをする人も増えてきました。今は自由に行き来しやすくなり、対面でのお見合いも復活していますが、オンラインお見合いのメリットもあります。
まず、遠方でも気軽にお見合いができること。いい人がいれば遠方でもいい、住みたい地域があるので、そこの方と出会いたいという人にはメリットしかありません。対面でお会いするには、交通費はもちろん、時間もかかります。
費用も時間も節約できて、数多くお見合いの回数をこなせます。しかし、オンラインでは印象が分かりにくい、距離を縮めにくいなどの声も聞かれます。今回の記事では、オンラインお見合いを成功させるコツやデメリットや注意点についてもお伝えしていますので、参考にしてください。
オンラインお見合いのデメリット
印象が分かりにくい・伝わりにくい
画面を通してお話しするオンラインお見合い。画面上だけでは、印象が伝わりにくい、分かりにくいというデメリットがあります。
例えば、画面上だと背の高さが分かりにくく、実際会ってみたら思っていたより小さかった、大きかったと、印象が違うかったという経験をした人も多いはずです。
身長はプロフィールに記載しているため、あらかじめ確認して、大体のイメージをつけておくといいですが、ファッションや体型などは伝わりにくいことがよくあります。
インターネットの接続が不安定
私はオンラインでセッションや交流会を主催しているため、デバイス、通信速度に関しては、動画やオンラインを使っていても不安定になりにくいよう対応しています。しかし、そうでない場合、インターネットの接続が不安定で、画面が固まったり、落ちてしまったりすることがあります。
あまりにもそうしたことが頻繁に起きると、お話が中断してしまい、スムーズなお見合いができないというデメリットがあります。お見合いのためだけに、Wi-Fi環境を整えることは難しいかもしれませんが、お見合いの回数をこなすようであれば、Wi-Fi環境の見直しをするといいかもしれません。
使い方に慣れていない
オンラインが一般的に使われるようになり、私もオンラインセッションやオンライン相談を受けていただきやすくなりましたが、中には、まだ使い慣れていないという方もおられます。
画面やマイクのオンオフの場所が分からないなど、時間がかかる場合もあります。またパソコンとスマホでは、操作方法が異なるため、スムーズにお見合いをするためにも、使い慣れたデバイスを使用することをおすすめします。
どうしても、zoomは使いにくい、不安という方は、LINEのビデオ通話を使用することもあります。
オンラインお見合いで注意すること
オンラインの立ち上がり
zoomを繋いだときに、「オーディオを接続しています」の表示が消えると、お相手と繋がるのですが、それまでにも画面でお顔が見えることがあります。(ビデオがオンになっている場合)
「これでいいのかな」「繋がるかな」と不安な気持ちが顔に出ているのか、画面を睨め付けるように、眉間に皺を寄せてしかめっ面をしている様子が画面に映し出されている人がいます。もちろん、不安な気持も分かるため、それで印象が悪くなるということはありませんが、できればマイナスな要素は省いておきたいものです。
接続前でも、いつ繋がってもいいように、口角を上げて、いい顔が画面に映るようにしましょう。
オンラインお見合い後の退出について
最後も重要です。オンラインお見合いが終わったら、「退出」を押して終了になりますが、その際、余韻が残りません(笑)リアルな対面だと、振り向いてもまだ見送ってくれているなど、余韻が残りますが、オンラインは退出と同時に、画面が切れてしまいます。
「今日はありがとうございました!またお返事します。」なんて言いながら、つい退出ボタンを押してしまうと、最後まで言い切れずに切れたり、反対に、お相手がお話ししているのに、途中で切ってしまったりすることがあります。
退出は慌てて押さず、最後までご挨拶の言葉を言う、聞くのを確認してから、退出するようにしましょう。
背景について
最近は、バーチャル背景を使うことが一般的になりましたが、コロナ禍でオンラインメインになった頃、後ろに積み上げられた洋服や破れたふすまが映り込んでいる人がいました。バーチャル背景を使わないのであれば、片付いたお部屋や部屋の中のシンプルな壁を背景にしましょう。
「背景ぼかし」は、散らかった部屋を隠しているような印象なのか?あまりいい印象ではないようです。バーチャル背景を使う際は、白を基調とした背景を使うと、お顔が明るく見えます。
オンラインお見合いを成功させるための7つのコツ
①オンラインお見合い:カメラの位置や目線
オンラインの画面上では、目を合わせているつもりでも合ってないことがあります。目が合っているか、お見合い中に確認することは難しいため、せめて、目線は正面を向くようにしましょう。
目線が下になっていると、相手に与える印象も悪くなります。また、画面に自分のデコルテから上が映るよう、カメラの位置も調整してください。顔だけが大きくアップで映るのは威圧感があります。逆に遠すぎて小さく映るのは、表情などが分かりにくいのと、お見合いに積極的ではない様子にも見えてしまいます。
②オンラインお見合い:明るさ
日中、自然光が入るような時間帯であっても、パソコンやスマホの前では画面が暗く映ることがあります。日中でも部屋の電気をつけるようにしてみましょう。zoomの機能で、全体を明るくできる設定があります。
夜の場合は、お仕事帰りなどで疲れた顔に映ることもあります。部屋の電気だけでは暗く映りがちだったり、影が入って、目の下のクマが目立つこともあります。そのため、リング状の女優ライトと言われるスタンド型の照明を用意しましょう。2,000円前後で購入できます。
バーチャル背景や白い壁紙のお部屋をバックにする、そして照明を使うとでお顔が明るく映るので、やってみてください。
③オンラインお見合い:表情
オンラインお見合いは、印象や雰囲気が伝わりにくい分、表情にも気をつけなければなりません。先にお伝えしましたが、接続中の難しい表情にも気をつけましょう。
もし仲人が立ち会いで同席していて、仲人が話しているときでも口角を上げて、にこやかな表情を心がけてください。
④オンラインお見合い:声やリアクション
婚活を始めたばかりの人は、オンラインお見合いに緊張するかもしれません。ソワソワ落ち着かなくなる人もいるかもしれません。しかし、カメラから離れたり近づいたりすると、声の音量が変わって、離れたときに、聞き取りにくいことがあります。
何度も聞き返すのが申し訳ないと感じて、聞こえないまま相槌だけ打たれてしまうと、結局、あなたのことを分かってもらえず、お見合いを終了してしまいます。ハキハキと聞き取りやすい声で話すのはもちろんですが、ゆらゆらと体を動かさずに、落ち着いてお話ししてください。
そして、オンラインで気をつけたいのがリアクションです。せっかく相手の話を聞いていても、うなづいているリアクションが小さかったり、無表情だったら、相手は聞いてくれているのか不安になってしまいます。
オンラインお見合いでは、大袈裟なくらいのリアクションでちょうどいいので、大きく首を動かしてうなづいたり、驚いたり楽しいといった豊かな表情を心がけてお話ししてください。
⑤オンラインお見合い:ファッションについて
上半身しか見えないオンラインお見合いですが、もし席を立つというシチュエーションがあっても大丈夫なように、下半身もきちんと整えておくことをおすすめします。
ファッションに関しては、通常のお見合いのファッションと同じような雰囲気で大丈夫です。女性であれば、柔らかい印象を与える白やパステルカラーなどのワンピースやカジュアルなスーツなど、男性であれば、スーツもいいですが、自宅であれば清潔感があり、ちょっとしたお出かけに着るようなカジュアルな感じでもいいでしょう。
明るめの色の方が、顔も明るく見えるのでおすすめです。
⑥オンラインお見合い:メイクについて
オンラインでもリアルな対面でも、お見合いでの女性のメイクは、ナチュラルな感じで、濃いメイクはおすすめできません。また、ノーメイクなのも、お相手に対して失礼です。zoomの機能で、メイクをしているように見せることもできますが、顔を動かしたときに、唇が画面上に残るなどの不具合も起きるので、おすすめできません。
眉毛で印象が変わります。男性でも女性でも、お見合い前に眉毛を整えるようにしておきましょう。また、自分に似合う眉毛の描き方を教えてくれる先生もいます。必要であれば、ご紹介しますので、お気軽にお問い合わせください。
⑦オンラインお見合い:会話・コミュニケーション
リアル対面でも同じですが、沈黙が続くと気まずくなります。会話は男性がリードして欲しいですが、女性との会話に慣れていない男性もいますので、お互いに会話がしやすいよう、心がけるのもオンラインお見合いを成功させるコツです。
では、オンラインでの会話やコミュニケーションがうまくいくポイントをお伝えしますね。
事前にプロフィールを確認する
オンラインお見合いが決まったら、事前にプロフィールを確認しておきましょう。家族構成やお仕事、趣味などを事前に知っておくことで、お話の幅も広がります。プロフィールを確認せずに、お見合いをして、書いてあることを質問したりすると、お相手にプロフィールを見てないことに気づかれて、いい印象を与えません。
共通点を見つける
初対面の人と早く距離を縮めるには、共通点を見つけることがおすすめです。趣味や出身地、学生時代にしていたスポーツ、好きな芸能人、映画や本おジャンルなど、お話しを進める中で、共通点を見つけてみましょう。
おうむ返しで傾聴する
お話が下手という人でも、おうむ返しはできますよね。例えば、
というふうに、相手のお話に出てきたキーワードを拾って、会話に使うことを「おうむ返し」といい、コミュニケーションスキルの一つです。
おうむ返しをすることで、「ちゃんと話を聞いてくれている」という印象を与えることができ、無意識下で、信頼されやすくもなります。
相槌のパターンをいくつか持つ
大きくうなづいたり、表情豊かに受け答えしてくださいとお伝えしましたが、相槌のパターンもいくつか持っておくことをおすすめします。
「なるほどですね!」
「いいですね!」
「そうですね!」
「へー!」
など、お相手のお話の合間に、こうした相槌を打つことで、お相手は「自分に興味を持ってくれている」と実感することができて、饒舌になっていきます。気持ちよくお話をしていただくためにも、相槌のパターンを用意しておき、うまく使い分けましょう。
自分の話ばかりしない
初めてのオンラインお見合いの時間は、約1時間くらいです。初めましてで、気を遣っていると思いますので、あまり長くなりすぎると、気疲れする人もいるので、盛り上がったとしても、だいたい1時間くらいで終了しましょう。
その1時間の間に、ご自身の話ばかりで終わらないように時間配分にも気をつけましょう。もし自分の話が続いてしまったら、
といった、気遣いを見せることで、お相手にもいい印象を与えることができます。
オンラインお見合い後にするべきこと
オンラインお見合いが終わって、もう少しお話ししてみたい、お付き合いをしてみたいと感じたら、連絡先を交換しましょう。zoomの画面上でもQRコードを見せることはできます。後ほど、仲人さんに繋いでいただいてもいいでしょう。
2回目に会う際は、遠距離であっても、リアルでのデートがおすすめです。その場合、男性側が女性が指定する場所に出向く方が、うまくいきやすいです。どちらかの地域で会うのか、真ん中で会うのか、話し合って決めましょう。
本格的にお付き合いが始まっても、毎回オンラインデートではなく、何度かに1回はリアルで会うことで、距離が縮まりやすくなり、お互いの結婚への意思も固まってくるでしょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は、オンラインお見合いで成功するコツと合わせて、デメリットや注意点をお伝えしました。
デメリットはあるものの、オンラインお見合いは、忙しい方や遠方での出会いも積極的に求める人であれば、メリットしかありません。慣れてくると、オンラインでも関係構築もできますので、ぜひオンラインお見合いを活用して、効率よく婚活をしていきましょう。