FGF注射の効果について
FGF注射の効果は、注入した箇所の成長因子が増殖して、線維芽細胞を再生・増殖させるため、コラーゲンやエラスチンを作り出すことができるようになります。その結果、ハリのある若々しい素肌を作り出すことができます。
FGF(線維芽細胞増殖因子)とは?
FGFとは、人体で作られるタンパク質の一種で、Fibroblast Growth Factor(線維芽細胞増殖因子)の略です。
人間が持っている創傷治癒の力(傷を治す力)に着目した施術方法で、ほうれい線、目元のシワやくぼみの改善に効果が期待できます。また、ふくらみを出したい部分に注入するのもおすすめです。
FGF注射のメリットとデメリット
施術時間 | 5〜10分 |
メリット | 持続性がある(1〜2年持続する) |
デメリット | 即効性がない(効果が出るまで2ヶ月前後必要) |
ダウンタイム | 内出血(10日前後)、痛み、熱感 |
価格 | 1部位5万円前後〜(クリニック・注入部位によって異なる) |
ヒアルロン酸注射との違い
ヒアルロン酸注射との大きな違いは、効果が出るまでの期間と持続性。
ヒアルロン酸は、注入してからすぐにふっくらとした肌を実感できます。しかし、少しずつ体内に吸収されるため、持続性は3〜6ヶ月ほどと短めです。一時的な効果を求めるのであれば、ヒアルロン酸が適しています。
一方、FGF注射は、線維芽細胞を再生・増殖させて、自分の肌でコラーゲンやエラスチンが増えるまでに、早くて1ヶ月、人によっては2ヶ月くらいで効果が実感できるようになります。見た目の効果を実感するまでに少し時間がかかるものの、1〜2年と持続性があります。
FGF注射がおすすめな人
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FGF(線維芽細胞増殖因子)注射を美容クリニックで受けた口コミレビュー
施術の流れ
事前に予約しておいたクリニックへ。
①FGF(線維芽細胞増殖因子)注射の説明を受け、同意書にサイン ②医師によるカウンセリング ③beforeの写真撮影 ④施術ルームで注入部位に印を入れてもらう(画像参照) ⑤施術(約10分) ⑥パウダールームでメイク直し |
施術中の痛みについて
ヒアルロン酸注入も大概痛かったのですが、深めに刺すというので余計に怖かったですね。
施術前、医師が注射針を刺す直前まで看護師さんが保冷剤で冷やして皮膚を麻痺させてくれます。そのおかげか?チクっとした痛みはあるものの、我慢できないほどの痛みではなかったです。
注入されるFGFの中に、麻酔薬も入っているようで、施術後の痛みもありません。ちなみに、金の糸の施術と同時に受ける場合は、麻酔が効いて眠っている間にFGF注入も終わります。
施術後の経過
施術後すぐは、麻酔が効いていて、歯医者で麻酔した時のような感覚が口周りに残ってました。メイクは落とさずに施術をしますが、アルコール消毒をしたり、マジックを拭き取ってもらったりで、メイクが落ちているので、パウダールームをお借りして、メイク直しをして帰りました。
スキンケア用品、日焼け止めは、クリニックにも置いてあります。ドライヤーやヘアアイロンもありました。施術の翌日はまだ内出血が出ていませんでしたが、
2日後の朝には、内出血が出始めました。注入した箇所すべてではなく、出るところと出ないところがありました。
私の場合は、右の鼻横とほうれい線の途中が目立ってましたが、日焼け止めくらいしか塗らなくても、人には気づかれませんでした。
注射打ってきたと自分から伝えてましたが、聞くまで分からなかったという程度。金の糸を経験していると、「こんなものか」くらいです。
内出血しているところは、指で押さえると、打ち身の痛みに近いものがありました。特に、皮膚の薄い目の下は、ほうれい線部分よりも痛みが強かったです。
口周りは、浮腫んでいるような、筋肉が動かしにくいような違和感が多少ありましたが、特に食べたり話したりに支障はありません。
この記事を書いているのが、施術10日後くらいです。内出血はほとんど目立たなくなりました。押して痛みがあるのは、少し目の下は残っています。
効果は1〜2ヶ月後で実感するのが平均みたいですが、すでに「顔が小さくなった」との声をいただき嬉しい限りです。
また、見た目の変化に気づいたら、レポートしたいと思います。
まとめ
目の下のたるみは、疲れや寝不足が続くと目立つようになりました。生活習慣など気をつければいいのですが、お付き合いもあったり、人と会うのが楽しかったりで、ストイックにはできない私にとって、こうしたクリニックのケアはありがたいです。
整形ではないので、目や口の形は変わりませんが、きゅっと引き締まってくると、若い頃の顔に戻ります。
小顔や目が大きくなったなど効果にも期待できますが、金の糸の施術ほどダウンタイムも長くはないし軽いので、深いシワ、たるみなどが気になる方にはおすすめです。