

こんにちは!尾﨑まり江です。数ある中から、このブログを見つけていただき、ありがとうございます。詳しいプロフィールはこちらこちら
- 家庭や職場での人間関係のトラブルが多い
- 周りの人が離れてしまい孤立することが多い
- 自己愛が強そうな人がいるが付き合い方が分からない
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「自己愛が強い」と言われたり、「あの人は自己愛性かも」と感じたことはありませんか?しかし、“自己愛性”という言葉には誤解も多く、本当はどういう意味なのか、どう関わればよいのか分からない方も多いのではないで八日?
この記事では、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の特徴、原因、治療・対応方法をわかりやすく解説します。さらに、自分や大切な人に当てはまるか確認できるチェックリストもご用意しました。
この記事を読んだ後には、以下のようになれるよう解説しています。
- 自己愛性の本当の意味を理解できる
- 自分や身近な人との関わり方が少し楽になる
- 専門家に相談する際の道しるべになる
自己愛性パーソナリティ障害とは?
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)は、単なる「わがまま」や「自信家」とは異なり、自己像の誇大さ・賞賛の過剰な欲求・共感の欠如が持続的に見られる特徴があります。これが原因で、人間関係や社会生活に深刻な支障をきたす状態を指します。
主な特徴
自己愛性パーソナリティ障害(NPD)は、以下のような特徴があります。
- 「自分は特別だ」と強く感じやすい
- 過度に賞賛を求める
- 批判や否定に極端に弱い
- 他人の気持ちに共感しづらい
- 人間関係で摩擦や依存、支配が起こりやすい
誰にでも多少の自己愛はありますし、大切なことです。それが過剰で持続的になり、生活や人間関係に支障を与える場合に障害とされます。
自己愛性パーソナリティ障害が引き起こしやすいトラブル例

自己愛性の特徴が強く出ると、周囲との関係でさまざまなトラブルが生じやすくなります。ここでは代表的なケースをいくつか紹介します。
職場でのトラブル
- 上司との衝突:指摘や注意を受けると激しく反発し、関係が悪化する
- 同僚との摩擦:チームワークより自己評価を優先し、協力が難しくなる
- 成果の独占:他人の功績を自分のものとしてアピールする
家庭・パートナー関係でのトラブル
- 過度な支配:相手を自分の思い通りにコントロールしようとする
- 感情的な爆発:小さな不満や批判で怒りを爆発させる
- 共感の欠如:相手の気持ちを理解せず、自分の都合を優先する
友人・人間関係でのトラブル
- 一方的な関係:自分の話ばかりで相手の話を聞かない
- 利用関係:相手を目的達成の手段として扱う
- 突然の絶交:相手が少しでも批判すると、関係を断ち切る

これらのトラブルは「本人が悪気なくやってしまう」という点が特徴です。本人は「正しいことをしている」と信じているため、周囲が振り回されやすくなります。
自己愛が強い人と自信がない人は似ている?見極めポイント
自己愛性パーソナリティ障害の人と、自分に自信がない人は、表面的に似た行動をとることがあります。しかし、その背景や動機は大きく異なります。
似ているように見える行動
自己愛性パーソナリティ障害の人と自分に自信がない人の行動で似ている特徴は以下の通りです。
- 批判に敏感で傷つきやすい
- 他人の評価に強く左右される
- 人間関係で不安定さを感じやすい
自己愛が強い人の特徴
先述しましたが、改めて、自己愛が強い人の特徴をまとめています。
- 外向きには自信満々に見える(誇大な自己像を示す)
- 賞賛や特別扱いを強く求める
- 他人の気持ちに共感しづらい
- 批判されると怒りや攻撃で返す傾向がある
自信がない人の特徴
反対に、自信がない人の特徴は以下のとおりです。
- 外向きにも控えめに見える(自己評価が低いまま表に出る)
- 「迷惑をかけたくない」と自己主張を避ける
- 他人に共感しやすいが、自分を後回しにしがち
- 批判されると落ち込み、自己否定に陥る
見極めのポイント
見極めるポイントとしては、以下のことが挙げられます。
- 対人姿勢の違い:自己愛が強い人は「相手を利用・支配」する方向に動きやすく、自信がない人は「相手に合わせすぎる」傾向がある。
- 批判への反応:自己愛が強い人は怒りや防御で反応し、自信がない人は沈黙や自己否定で反応する。
- 根底にある自己像:自己愛が強い人は「誇大な自己像で不安を隠す」、自信がない人は「低い自己評価をそのまま抱えている」。
このように、似て見える行動も動機や対人関係のパターンを見ることで見極めやすくなります。周囲が誤解せず関わるためにも、両者の違いを理解することは重要です。
自己愛タイプと自信がないタイプのチェックリスト比較
以下のチェックリストで、自分や身近な人がどちらの傾向に近いのかを確認してみましょう。
チェック項目 | 自己愛タイプ | 自信がないタイプ |
---|---|---|
外から見える印象 | 自信満々に見える | 控えめ・遠慮がちに見える |
批判されたときの反応 | 怒りや反発で返す | 落ち込み・自己否定に陥る |
他人との関わり方 | 相手を利用・支配しやすい | 相手に合わせすぎる |
内面にある自己像 | 誇大な自己像で不安を隠す | 低い自己評価をそのまま抱える |
他人への共感 | 共感しづらい傾向がある | 共感はできるが自己犠牲的 |
自己愛タイプは「強く見えるが実は不安を隠している」、自信がないタイプは「そのまま弱さを抱えている」という点が大きな違いです。
どちらも生きづらさにつながることがあるため、気づきをきっかけに支援やケアにつなげることが大切です。
自己愛性パーソナリティ障害の原因はどこにあるのか?
自己愛性パーソナリティ障害の原因は一つではなく、遺伝的要因・環境的要因・心理的要因が複雑に絡み合っていると考えられます。
遺伝的・生物学的要因
生まれ持った気質(敏感さや衝動性など)、脳の神経システムの特性が影響する可能性があります。
幼少期の環境
- 過剰な期待や賞賛を受け続けた
- 逆に無視・否定・虐待を経験した
- 「条件付きの愛情」しか得られなかった
心理的背景
脆い自尊心を守るために「誇大な自己像」を作り上げる。弱さを隠し、他人をコントロールしようとする心理的防衛が働きます。
自己愛性パーソナリティ障害の治し方・対応方法
自己愛性パーソナリティ障害は「すぐに治る」ものではありませんが、正しい治療とサポートで改善は可能です。
心理療法
心理療法の場合ですと、以下のような治療法があります。
- スキーマ療法:自己像や信念を修正する長期療法
- 精神力動的療法:無意識の葛藤や人間関係のパターンを扱う
- 認知行動療法(CBT):考え方や対人スキルを改善
薬物療法
自己愛性そのものを治す薬はありませんが、併存するうつ・不安・衝動性などへの薬物治療が役立ちます。
家族・周囲の対応
身近に「自己愛性パーソナリティ障害」の人やその可能性のある人がいる場合、以下のような対応がおすすめです。
- 境界線を明確に保つ
- 感情的に責めず「事実ベース」で伝える
- 危険を感じる場合は専門機関に相談する
今日からできる実践ステップ
まずは、自己理解を深めるところからスタートします。
- チェックリストで自己理解を深める
- 精神科・心療内科・臨床心理士に相談する
- 日記や感情メモで自分の思考パターンを可視化する
- 家族は「できること・できないこと」を話し合い、線引きを明確にする
- 無理せずサポート団体やカウンセリングを活用する

しかし、実際は、自己愛性パーソナリティ障害は、自分自身では気づきにくいものです。次の章で、本人が気づきやすくなるサインや周囲の人ができる声かけについても解説していきます。
本人が気づきやすくなるサインとは?
自己愛性パーソナリティ障害は、自分で「問題を抱えている」と認識するのが難しい傾向があります。しかし、以下のようなサインがあると、自覚や気づきにつながるきっかけになりやすいです。
- 人間関係のトラブルが繰り返し起こる(友人・職場・恋人関係など)
- 強い怒りや落ち込みが頻繁に起こる(ちょっとした批判にも大きく反応)
- 孤独感や虚しさを繰り返し感じる
- 周囲から同じ指摘をされる(「自己中心的」「共感がない」など)
- うつや不安、不眠といった二次的な症状が強くなる

こうしたサインが積み重なると、本人も「自分のやり方に何か問題があるのでは」と気づきやすくなります。
家族や周囲ができる声かけの工夫
「あなたは自己愛性障害だ」と直接伝えても、強い拒否や怒りを招くだけです。大切なのは批判ではなくサポートの姿勢で接することです。
具体的な工夫
自己愛が強いのかも?と感じたら、以下のような声かけて、本人が気づくようにそっとサポートしてあげる工夫が必要です。
- 事実ベースで話す:「最近、職場でのトラブルが増えているように見えるけど、大丈夫?」
- 共感を添える:「あなたも辛いんじゃないかな、と心配しているよ」
- 改善を強要しない:「一緒に相談できる場所があるみたい。行ってみない?」
- 境界線を保つ:無理に相手を変えようとせず、自分や家族が疲弊しないよう距離を調整する
相手の“誇大な自己像”を真っ向から否定せず、「困っていること」「一緒に解決できる方法」を探すスタンスが、気づきを促す第一歩になります。
よくある質問(FAQ)
- 自己愛が強い人は必ず障害ですか?
- いいえ。誰にでも自己愛はあります。生活や人間関係に著しい支障をきたす場合に障害とされます。
- 治療はどのくらいかかりますか?
- 数か月から数年と長期に及ぶことが多いですが、段階的な改善は可能です。
- 本人が治療を拒否する場合は?
- 無理に変えようとせず、まずは家族自身が支援を受けることから始めましょう。
まとめ
“自己愛性”は単なるわがままではなく、複雑な要因が絡み合って生じる心理的特徴です。治療には時間がかかりますが、心理療法を中心に改善は可能です。家族や周囲は境界を大切にしながら、専門家のサポートを受けることが回復への第一歩となります。
この記事は一般的な情報提供を目的としており、診断や治療を代替するものではありません。心配な場合は必ず専門家にご相談ください。

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