女性性機能障害
まり江
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    年齢を重ねるとともに、男性機能が衰えるという話はよく聞きますが、女性にも「女性性機能障害」という病気があります。女性の場合も、年齢と関係があるため、歳を重ねると起こりえる病気です。

    セックスレスの原因の一つにもなりかねない女性性機能障害について、どんな症状なのか、病院での診断や治療について調べてみました。

    女性性機能障害は病気?

    女性性機能障害

    性的な愁訴や障害を含む疾患のことを「女性性機能障害」といいます。「FDS」とも呼ばれていて、英語の「Female Sexual Dysfunction」の頭文字を取ったものになります。精神的に落ち込んだり自己否定に陥るなど、生活にも支障をきたすようになると、病気と判断されます。

    女性性機能障害の症状

    女性性機能障害

    まり江
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    女性性機能障害の症状はをまとめました。
    • 性行為への関心が減退して感じにくくなる(性的関心/興奮障害)
    • オルガズムの障害
    • セックスの際に痛みを感じる(性器・骨盤痛/挿入障害)
    • オーガズム後の腹痛や頭痛、陰部通、動悸など(オーガズム後症候群(POID))
    • 嗜好品や薬剤による障害(物質/薬剤誘発性機能障害)
    • その他の性機能障害(性嫌悪)
    まり江
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    これらの症状があっても、多くの女性がまだ性的な問題を相談することが恥ずかしい、不快と感じているため、発症率を正確に知ることは難しいようです。




    女性性機能障害の原因

    女性性機能障害

    まり江
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    年齢とともに女性ホルモンの分泌が減少したり、潤いが不足するなどして、女性性機能障害の症状が出やすくなりますが、年齢関係なく発症する人もいます。女性性機能障害の原因をまとめてみました。

    性行為への関心が減退して感じにくくなる(性的関心/興奮障害)

    日常生活におけるストレスが原因とされています。精神的な疲労、経済的な不安、仕事のストレスなどが関係していると言われています。さらに、ホルモン異常(テストステロンやエストロゲンなど)や薬の使用(抗うつ薬、経口避妊薬、ガンへの化学療法など)が、女性の制欲を減退させる原因とも言われています。

    また、過去に性的虐待を受けていた、セックスを強要されていたことによる精神的ストレスが影響していることもあります。セックスの頻度が少なく、稀な場合も性的に興奮した状態になりにくいとされています。閉経やエストロゲン減少によって、膣が萎縮するのも原因と考えられます。

    オルガズムの障害

    オルガズムは、女性が性的な快感が最高潮に達した「絶頂期」のことです。骨盤を支える筋肉である骨盤底筋群がリズミカルな痙攣を伴います。

    オルガズムの障害とは、性的刺激や興奮があるにも関わらず、オルガズムの欠如、感覚の低下がみられる症状のことです。原因として考えられることは、過去の性的虐待、または外的手術や外傷による骨盤底の神経や筋肉の損傷などがあります。

    セックスの際に痛みを感じる(性器・骨盤痛/挿入障害)

    セックスの際に性器に痛みを感じたり、膣痙攣を起こして、挿入が困難になることを性器・骨盤痛、挿入障害と言います。

    閉経すると、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することで、潤いが不足します。それに伴い、外陰炎、膣炎、膣粘膜の萎縮などが起こり、痛みを感じやすくなります。また過去に子宮内膜症や尿道憩室、骨盤や膣の手術をしていることも関係してきます。

    挿入障害に関しては、心理的問題も原因となります。過去の虐待、精神的ストレスによる性への嫌悪が原因となっていることもあります。




    嗜好品や薬剤による障害(物質/薬剤誘発性機能障害)

    お酒、タバコ、コーヒー、お茶などの嗜好品の摂り過ぎは、さまざまな体の不調を引き起こします。例えば、コーヒーに含まれるカフェインは、鉄分の吸収を妨げます。鉄はコラーゲンやホルモンの生成に必要な栄養素です。

    こうした嗜好品を長年摂取し続けることが、女性性機能障害の症状の原因となります。また、抗うつ剤などの薬剤は、性欲を減退させる原因になるため、治療で服用している場合、女性性機能障害も引き起こす可能性があります。

    その他の女性性機能障害(性嫌悪)

    性嫌悪による女性性機能障害は、性嫌悪を引き起こした原因を掘り起こすことが必要です。過去の性的虐待、パートナーとの関係性によっては、セックスを強要されたり、申し訳ないという気持ちから仕方なく応じていたりすると嫌悪感を抱くようになります。

    女性性機能障害の診断や治療方法

    女性性機能障害

    まり江
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    まだまだ性的な悩みは恥ずかしくて、人に話せないという女性も多いと思いますが、今回の記事を読んで、「私、女性性機能障害かも?」と思ったら、診断方法や治療法についても確認してみてください。

    女性性機能障害と感じたら何科で診てもらう?

    女性性機能障害かも?と感じたら、1人で悩まず、医師に相談してみましょう。一般的には、泌尿器科、婦人科で診察します。最近は、性機能外来が併設されている泌尿器科や婦人科、レディース専門の泌尿器科などもあります。




    女性性機能障害の診断

    女性性機能障害の診断は、問診、診察、性機能についての質問、心理テスト、内分泌検査、神経系検査などが行われますが、病院によっても異なるため、気になる方は、診察予定の病院に問い合わせしてみましょう。

    女性性機能障害の治療方法

    女性性機能障害の治療については、病院によって異なりますが、性教育、カウンセリング、膣トレーニングのほかに、女性ホルモン補充療法などが行われます。

    ただ、女性性機能障害に関しては、女性1人の問題ではなく、パートナーとの人間関係が原因の場合があります。その場合は、パートナーを交えた面接や心理療法などの性治療が行われることもあります。

    《参照元》
    一般社団法人 日本女性心身医学会 ホームページ
    東邦大学 医療センター ホームページ

    まとめ

    最後までお読みいただき、ありがとうございます。

    今回の記事は、女性性機能障害についての症状や原因、治療法についてまとめてみました。
    いかがですか?女性性機能障害に関する症状、自覚はあっても、なかなか人に相談できない悩みではあります。

    しかし、大切な人とセックスレスになってしまう原因にもなるので、精神的苦痛、性交痛などが少しでもあるようなら、お近くの泌尿器科や婦人科系で診察を受けてみましょう。

    まり江
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