人生100年、120年時代とすると、50歳はまだ半分。
これからどう生きるか、どう生きたいか、不安や希望が入り混じるお年頃。
もしかしたら10年後には逝ってしまうかもしれないし、100歳になってもピンピンしているかもしれない。
人生の終わりは、誰にも予測できない。
その終わりが来るまで、まだまだいろんなことが起きるかもしれません。
だけど、不安がってばかりはいられないので、50代という今を楽しむコツをまとめました。
50代〜の人生を楽しむ7つのコツ
子育てが終わったり、仕事も落ち着いてきた50代、自分の時間も増えてくる方も多いですよね。
今までできなかったこと、自分のために使えなかった時間を使って、50代〜を楽しみましょう。
①時間を大切にする
時間は、誰にでも平等にあります。
1日24時間という限られた時間です。自分自身の時間はもちろん、家族や友達と、どう過ごすかが大切です。
反対に、時間を大切にできていない友人関係とは距離を置きます。
- いつも時間に遅れてくる
- リスケが多い
という友達やビジネスパートナーは、私の時間を無駄にする人。
そういう人のための時間は必要ありません。時間の大切さを分かっている、価値観の合う人との付き合いを意識しましょう。
②1人でも楽しめる時間を持つ
子供が巣立ったら寂しいという声をよく聞きます。
私も旅行や買い物は、だいたい娘としていたので、娘が留学してしまった後、寂しさは確かにありました。
しかし、その頃、仕事の内容も変化していて、付き合う人も変わってきたときでもあったので、寂しさを感じている暇はなくなりました。
1人での行動もできるようになりました。
苦手だった1人映画、ひとり旅も、今では楽しんでできるようになったし、知っているお店なら、一人飲みもできます。
友達と過ごす時間も楽しいのですが、旅行に行きたい!お酒飲みに行きたい!って、心が感じているままに動きたいのに、急に人を誘っても、予定が合わなかったりもします。
心が感じたままの欲求を満たそうと思ったら、ひとりの時間も楽しめるようになった方が、断然、人生楽しめます。
③心地よい人と過ごす
50代〜は、一緒にいて心地よい人と過ごす。
- 愚痴が多くて疲れる
- 人の悪口ばかり言っている
- ひがみや妬みが多い
- 否定ばかりしてくる
というような人といるよりも、前向きな話ができたり、話すトーンやスピードが同じで心地よいなと感じる人と過ごしましょう。
気を遣いながら無理して付き合っていると、体や心が疲れます。特に、脳はストレスを受け続けると、ホルモンバランスや自律神経のバランスを乱す原因になります。
更年期障害の症状がひどくなったり、不眠や鬱になることも。
心が悲鳴を上げるような人間関係は整理して、心地よい人と過ごすようにしましょう。
④バランスのいい食事をする
体の80%は、自分自身が食べたものでできています。
何を食べるかは重要で、保存料や着色料などの食品添加物が多い食事ばかりだと、体調を崩しやすくなります。
体調が崩れると、頑張りたい時に頑張れないというジレンマで、心まで病んでしまいます。
また、白い砂糖などの血糖値を急激に上昇させる食べ物は、一瞬、元気になりますが、血糖値の急降下も激しく、疲れやすくなります。
良質なタンパク質や脂質を摂ることで、甘いものを欲しなくなるので、甘いものが欲しくなるという方は、食事内容を見直してみてください。
外食が多くても、週に数日は自宅で食べる日を作ったり、玄米食や自然食のお店を見つけておくのもおすすめです。
⑤好きな洋服を着る
最近、可愛い洋服が手頃な価格で購入しやすくなりましたね。
男性のスーツのように、流行りに左右されにくいものなら高額でも自分の体に合ったオーダースーツもいいですが、女性でスーツはあまり着ないという人なら、ワンシーズンだけでも流行りの色や形を取り入れたいですね。
あまりにも若作りなファッションは、イタイおばさんになってしまいますが、着たいと思う洋服を着ましょう。これも、心が欲するままにです。
私はピンク色が好きなので、ピンク色のワンピースをよく選びます。
歳なのに…という人もいるかもしれませんが、今、自分が着たいと思う洋服を着る方が、気分が上がって、出かけるのも楽しくなります。
いつも同じ感じのファッションなのであれば、たまには、いつもと違うテイストを選んでみるのも、新しい自分を発見できるきっかけにもなります。
ファッション同行で、選んでもらうのもいいですね。ぜひ、いくつになってもオシャレを楽しんでください。
⑥好きなことを仕事にする
昔に比べて、仕事の選択肢が増えました。
店舗を出さなくても、オンラインでも仕事ができます。
オンラインでできる仕事も増えました。
TikTokで、60代70代の女性が、楽しそうに踊っているのも見ます。
SNSは、若い人だけとは思わずに、やってみたいと思ったら、挑戦してみましょう。
新しいことを始めるとき、ワクワクすると、幸せホルモンの一つ「ドーパミン」が分泌します。行動的になったり、ポジティブな気持ちにさせてくれます。
50代からでもスタートは遅くありません。好きなことを仕事にできないか、考えてみましょう。
⑦自分磨きは欠かさない
外側はもちろん、内側の自分磨きも大切になるのが50代。
内側の自分磨きとは、何かを学ぶことだったり、心を整えること。
好きなことを仕事にするために必要なことを学んだり、本を読んだり、また、何事にも感謝をしたり、自分自身を大切にするために心を整えることです。
外側は、着たい服を着るために、太らないように気をつけたり、好きな色の洋服を着るための自分になること。
透明感のある肌になるためのスキンケア、若見えするメイクなど、こうしたことも学びの一つになるかもしれません。
- 歳だからもういい
- シミやシワができて当たり前の歳
なんて、諦めないで、自分磨きを継続しましょう。
生きづらいと感じたらする3つのこと
自分らしく、ありのままで50代を楽しもうとしても、心無い言葉に落ち込んだり、人と比較して自信がなくなったりすることもあります。
このままでいいのかなと不安になることだってあります。
「生きづらい」と感じたり、落ち込んだりした時には、次のことをしてみてください。少し心が楽になったり、また前向きに動きやすくなります。
①深呼吸をする
不安を感じたり、緊張している時は、呼吸が浅くなっています。息苦しく感じることもあるかもしれません。
呼吸が浅いと、酸素も十分取り込めず、脳への酸素も不足します。脳に酸素が足りなくなると、疲れやすく感じる他に、集中力や記憶力が低下したり、頭痛や不眠の原因にもなります。
こうなると、さらに落ち込みやすくなったり、ネガティブな思考になりがちです。
呼吸が浅くなっていると感じたり、不安を感じたりしたら、肺やお腹が膨らむくらい、深く息を吸って、深呼吸をして空気をたくさん取り込んでください。
できれば、緑の多い場所や海など、空気の綺麗な場所がいいですね。なかなかのはそういう場所に行けない場合は、好きな香りのアロマ精油を焚くのもおすすめです。
②日光を浴びる
幸せホルモンと呼ばれるホルモンには、セロトニン、ドーパミン、オキシトシンがあります。
これらのホルモンは、嬉しい、楽しいと感じる時に分泌されるのが特徴で、心を穏やかにしてくれたり、やる気を起こさせてくれます。
これらの幸せホルモンを増やす方法の一つに「日光を浴びる」があります。特に、朝日がおすすめです。
外に出なくてもいいので、窓を開けて、10分くらい手のひらに太陽を浴びてください。自律神経のバランスを整えるのにも効果的です。
③「ま、いっか」の精神
「良い加減」で生きるのも大事。
完璧主義の人は、きちんとしていないといけない、50代は大人だからしっかりしなきゃと思いがちかもしれないけれど、大人になってみて思うことは、中身はあまり成長してないこと(笑)
自分自身で「こうあるべき」と決めつけないで、できないこと、不安なことがあったとしても、「ま、いっか」と言って、気にしないこと。
すぐには無理でも、言葉だけでも「ま、いっか」を口に出すことを習慣づけてみてください。
まとめ
いつもポジティブで、行動的と見られる私ですが、本来、落ち込みやすかったり、すぐに不安になったりします。
落ち込んだ時は、何もかも投げ出したくなったりもします。
人生いろいろありますが、死ぬ時に、楽しかったな〜って死にたいし、人からも「人生楽しんでたね」って見送ってもらいたいので、何事も楽しむようにしています。
50代〜の人生をより楽しく生きたいという方へ、少しでも参考になったら、嬉しいです。