ブログ訪問ありがとうございます。自分史第3弾は「『仮面期』と名付けた中学・高校時代」です。
これまでに更新した自分史はこちら›››尾﨑まり江 自分史
- 部活:卓球部の幽霊部員(拘束されるのが苦手。何かに入部しないといけなかったので、一番サボれる卓球部へ)
- 中2〜友達の誘いで塾へ
- 勉強はやればそこそこできる子、だけど、やらないからそこそこの成績
- 学校は嫌いだったけど、登校拒否はなかった。たまに熱が出たと体温計をお湯で調節して、母親に見せに行ったくらい。
- 母親とは喧嘩ばかりで、父親の存在がなければグレていたかも。
見た目コンプレックス
中学生になってから気にするようになった見た目。家族で夕飯を食べていたある日、笑ったら歯茎が見えるのが嫌で「大人になったら整形して口を小さくしたい」と言いました。(口って小さくできるのかな?笑)
すると母親が「あんたは、目を整形したほうがいいわ」と言いました。父は「何もせんでいい」と静かに言ったのを覚えています。中学校1〜2年くらいの頃だったか、なんかすごくショックを受けました。
他校の生徒にに絡まれた編
ある時、学校が終わって、友達と遊んでいた日。とある建物の入り口前の階段で座って、他愛もない話をしていました。そこに、目の前を同じくらいの年齢の女の子2人が歩いていました。2人のうちの1人がタバコらしきものを咥えていました。
タバコっぽく見えるけど、火が付いていない様子。禁煙パイポかな?そんな疑問を持ちながら、じ〜っと見てしまってました。すると…「何、メンチきっとんねん」と絡んできたのです。
メンチを切る
読み方:メンチをきる
別表記:めんちを切る
関西弁の表現で、睨みつけること。関東では「ガンを飛ばす」「ガンをたれる」などと表現することが多い。
(2012年3月10日更新)
引用元:実用日本語表現辞典
見た目は普通の女の子で、ヤンキーとか不良と呼ばれる雰囲気ではなかったけど、他人にそんな怒られる経験もないし、ややビビりながら、「タバコ、禁煙パイポかな〜と思っただけ」であることを伝えました。
最後までは怒ってなかったとは思いますが、見てるだけで、メンチ切ってると思われるんやと、目つきが気になるきっかけになりました。
担任の先生に怒られた編
中学3年生の体育祭の前の日、何人かの友達と放課後、教室に残っていて、翌日の体育祭、カメラを持って行っていいのかな〜という話になり、「いいやろ〜」ってことになりました。写真を撮るのが好きだった私は、小さいけれど自分のカメラを持っていて、体育祭の日、持っていくことになりました。
観覧席で観覧している友人たちとみんなで写真を撮っていたら、柔道部の顧問で強面の先生が駆けつけてきて「誰のカメラや!」と怒鳴りました。「私のです」と言ったら、「誰が持ってきていいって言ったんや!」と。
そう言われても、友達と相談してて…とは言えず、そのままカメラを取り上げられました。体育祭が終わってから、担任に呼び出され、職員室へ。
職員室の隅にある応接セットみたいなところに座らされ、職員室中に聞こえるような声で怒鳴られました。泣くのも悔しくて、涙が出るのを我慢していたら、「なんやその目つきは!」とさらに怒鳴られるのです。さらに、「⚪︎⚪︎先生が怒ったときも、睨んだらしいやないか!」と言うのです。
目つきコンプレックスをさらに持つようになった出来事でもあり、「先生」が大嫌いになったきっかけにもなりました。
笑っていれば大丈夫
そんな目つきのコンプレックスを払拭するために、私が取った解決策は「とにかく笑っている」こと。テンションを上げて楽しいふりをしたり、面白くもないのに笑ったり。
細い目がより細くなって、目がなくなるけど、笑っていれば、怒っているとも睨んでいるとも言われない。先生に目をつけられるようなこともしないし、先生とも関わりを持たない無難に過ごす学生生活。
正直、あまり楽しい思い出はありません。悲しいことも辛いことも、怒っていることも隠して、笑顔だけを見せていたこの頃を私は「仮面期」と呼んでいます。
「悩みなさそう」
笑って過ごしていると、「悩みなさそう」と言われることも多くなりました。人に弱みを見せたり、弱音を吐くことが苦手な性格は、この頃からかもしれません。
上べだけで「悩みなさそう」と言ってくる人を友達とは思えず、「私には友達がいない」と1人で孤独感を感じていました。
まとめ
こうして中学時代を振り返ると、楽しいことはなかったとはいえ、写真を引っ張り出してくると、楽しそうにしている写真もあって、仮面をかぶってばかりでもなかったかなと思えました。
この頃の友達とは、数人しか連絡を取ることはありませんが、久しぶりに会いたくなりましたね。