- 50代を軽やかに生きたいと思っている
- 人間関係に悩んでいる
- 人と付き合うのが煩わしいと感じている
割と人には会ってきた方ですが、コロナ禍で急に人と直接会うことがなくなり、zoomを使ったオンライン交流会に出てみたり、ビジネスマッチングアプリを使ったりと、人脈を広げてきました。
コロナが落ち着いてきた昨年は、リアルに会うことができるビジネス交流会にも参加し、いくつかコミュニティにも所属していました。
人脈が多いと困ったことを相談できたり、協業できたり、いろいろなメリットがあります。誰かのお困りごとを自分が解決できなくても、解決できるであろう人を紹介することができ、感謝されることも増えます。
だけど、人との付き合いがストレスになったり、体力が持たなかったり、心が疲れることも…人の悩みの9割が人間関係とも言われています。
年齢とともに、もうストレスになる人間関係は必要ないのでは?と思います。50代〜の人間関係、ゆる〜く無理なく築けたらいいですね。今回は、そのコツをまとめました。
50代〜の人間関係を無理なく築く7つのコツ
①自分の性格・気質を理解する
自分の性格・気質を理解していますか?私は、もともと人見知りが激しく、初めての人と話すのが苦手でした。好き嫌いも激しくて、すぐに「この人無理」と決めつけることも多々ありました。
今は、第一印象と話してみての印象と違うと感じているので、好き嫌いの判断はすぐにしなくなりましたが、人見知り気質は今も残っています。一度に大勢の人が集まる交流会で、名刺配りを必死でしている人をよく見かけますが、そういう行動は苦手です。
以前は、頑張って、いろんな方と繋がろうとしましたが、ストレスになるし疲れました。しかも、結局、たくさんの名刺を配っても、覚えているのはわずか数人。ということは、相手の記憶にも私という存在が残っているのは、ほんのわずかです。
だったら、同じテーブルになった人、近くに居合わせた人、数人としっかり交流できればそれでいいと考えるようになりました。苦手な行動はしない、そのためには、自分の性格や気質を理解しておく必要があります。反対に、得意なことも理解すれば、それを最大限に活かすことができます。
私がHSP気質かも?と気がついたきっかけも記事にまとめています。
②心の声に耳を傾ける
自分の性格や気質を理解するには、自分自身の心の声を聴くことも大切。
「たくさんの人と出会えて楽しい」
「騒がしいところは避けたい」
「賑やかなところは元気になる」
などなど、心はなんと言ってるでしょう?心の声を無視すると、心労が溜まります。心労が溜まると、ひどい場合は鬱になることもあります。心が悲鳴を上げる前に、自分自身の心の声を聞いてあげてください。
③1人の時間を大切にする
「忙しい」という字は、「心を亡くす」と書きます。予定を詰め込んで忙しい状態が続くと、心の声が聞こえなくなります。
仕事や子育てで忙しい時期であっても、必ず1人になって、心の声を聞く時間を作ってください。
また、その時間を作るためのスケジューリングの時間も取りましょう。私も週に1回は、予定をスケジュール帳に落とし込みます。Googleカレンダーなど、アプリも使いますが、スケジュール帳、仕事、プライベートと色分けをして書き込み、1週間の予定をまとめて確認します。
自分だけの時間を自分の好きなピンク色にしています。ピンク色が少なくなると、疲れやすくなるので、必ずピンク色を増やすようにしています。
④「お付き合い」をやめる
一時期、オンライン交流会によく参加していました。オンラインサービスも増えてきて、お付き合いでとりあえずミニセミナーを受けることがありました。
1回1,000円、2,000円などの受けやすい価格だったこともあって、人数集めに協力していました。だけど、お金だけの問題ではなく、1〜2時間の時間を費やさなければいけません。
また、マーケティングに詳しい人は知っていると思いますが、低価格や無料のセミナーには必ず「バックエンド」があり、高額なサービスの案内があるのが一般的。「お付き合い」で受けているので、もちろん、バックエンドサービスを購入することはありません。
それをお断りするのも疲れる…こんな気持ちでお金を支払っても、いい循環は生まれないと感じました。お金はエネルギーです。気持ちよく「ありがとう」と送り出さなければ、また自分の元に戻ってきません。
なので、気乗りしない「お付き合い」でお金を使うことはやめました。
お店でもそうです。美味しいと思わない飲食店に行く、肌がキレイではないエスティシャンが多いサロンに行くなど、オーナーを知っているから、友達だからと、お付き合いで行くと、またストレスになります。お金は、気持ちよく使えるところに使いましょう。
⑤「いい人」をやめる
私、フットワーク軽いと思われがちですが、意外とそんなことはありません。30代、40代の頃は、誘われたら断らないようにしていたので、飲み会、セミナーなど、いろいろと参加していました。
お金も体力もよく使いました。ある人に「断るのも勇気やで」と言われたこともあります。自己肯定感も低かったので、人に嫌われたくない、断ったらもう誘ってもらえないかも、なんて思っていたこともあります。
だけど「断らないいい人」「フットワークが軽い人」でいることに、精神的疲労がやってきます。
なので、もう「いい人」はやめました。「嫌われる勇気」なんて本がありましたが、嫌われてもいいんです。出会うすべての人に好かれようなんて思いません。
一部の人でも、一緒にいたい、一緒にいると楽しいと思ってもらえる人とだけ、人間関係を築くことができれば、その方が、人生豊かで楽しいものになると思いませんか?50代〜もうそろそろ「いい人」は卒業しましょう。
⑥苦手なことや場所は人に伝える
50代になって、私はHSPなんじゃないかと思い、ネットでHSP診断をしてみました。質問に答えて診断結果が出るサイト、3つくらい試してみると、どれも中度のHSPと診断されました。
「HSP」は、病気ではなく気質です。なので「HSP」だからと、深く悩んでいるということはありません。そういう気質かと理解したくらいです。
HSPの人は、ちょっとした物音にも敏感だったり、人の感情をキャッチしやすいなどの特徴があるので、人が多かったり、騒がしい場所は苦手です。それが分かってからは、騒がしそうなお店での食事会は断る、大勢で会った翌日は1人の時間を作るなどの対処ができるようになりました。
そして、人にも「私、人が多いの苦手」「お付き合いで行くのは苦手」など、伝えるようにしています。それで嫌われるということはありません。自分自身の気質を知ってもらうことで、お誘いもお断りしやすくなりました。苦手なこと、場所、人は、我慢せずに伝えるようにしてみましょう。
HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき感受性が強く、環境刺激に敏感に反応する人のこと
⑦断捨離をする
「人を断捨離する」というと、聞こえが悪いですが、ご縁も循環します。ご縁が切れると、新しいご縁が生まれます。
完全に切れることもあれば、再びつながるご縁もあります。自然と交流が減っていくこともありますが、心の声が「もういいんじゃない?」と言っていたら、誘いを断り続けて、ご縁が切れる場合もあります。
やっぱりここでも大切なのが「心の声」です。誘われても気乗りしない、会うとなんだか疲れるという人とは、少しずつ距離を置きましょう。
周波数とか波動とか、聞いたことがあると思いますが、合わなくなった人とは、この周波数や波動が違ってきたからと捉えています。自分自身が成長したり、いい波動の人との付き合いが増えてくると、出会いも変わってくるし、今までのお付き合いも減ってきます。それでいいんです。
Facebookのお友達やスマホに入っている連絡先など、定期的に見直して、交流のない人は断捨離していきましょう。
まとめ
毎日、どこかに行っているように思われがちな私ですが、それはSNSマジックです。SNSは、数日前にあげた投稿が誰かのタイムラインに表示されることも多いですし、私自身もリアルタイムに投稿しているわけではないので、過去に行った飲食店を紹介していることもあります。
なので、毎日どこかで外食している、誰かと会ってると思っている人が多いんです。だけど、必ず1週間のうち数日は、1人の時間や家に引きこもっている時間を作るようにしています。基本、陰キャなので(笑)引きこもり時間が大事なんです。
若く見えても、体力も30代40代に比べると衰えてきます。自分のメンテナンス時間も大切。もう50代〜はゆる〜く無理なく、でも、いい人間関係を築くようにしていきましょう。量より質です。