- 家族や友達のことを優先してしまう
- 他人の目や言葉ばかり気になってしまう
- 何事も人任せにしてしまう
あなたは主体的に生きることができていますか?他人と比較したり、人から言われたことが気になったりして、生きづらさを感じていたり、人間関係に疲れている人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
主体的に「人生の主役は自分」という生き方
「人生の主役は自分」ってどういうこと?
ありのままの自分、自分が納得する生き方を送っている状態が「人生の主役は自分」の生き方
あなたは主体的に生きてきた?
私の「後悔」の一つは、高校生2年生になる前の進路です。「文系」「理系」「文理系」のどれに進むかを決めるとき、友達と同じクラスになる確率が高いからと、文理系に進みました。自分史にも書いています。
苦手な理系の勉強に苦しんだのに、進学したのは短大の英文科。完全に文系の脳なのに、無駄に労力を使いました。
確かに、あるある!多数決で何かを決めるとき、自分で思っているのとは違っても、人数が多い方に合わせて手を挙げたりしてたな〜。結果、自分のやりたいことと違う方が決まってしまうことも。
主体的:人生の主役を自分にできない人の特徴
自分で意思決定して、会社なり、従業員なりを動かしていると思うのですが、会社の外では、人任せにしていたり、他人の意見に振り回されている経営者をよく見ます。
「人生の主役は自分」で生きられていない人ってどんな人なの?
- 人任せにしていることが多い
- 他人の意見や行動に振り回されている
- 他人の目や言動が気になって、自分らしくいられない
- 自分の意見が言えず、人の意見に従ってしまう
- 自分のことは後回しで、我慢することが多い
- 他人のことを羨ましいと見ているだけ
- 「つまらない」「楽しいことはない」が口癖
私が主体的に生きると楽しいと気づいたきっかけ
ある日、家に帰ると、母が「船旅に行ってきなさい」と申込用紙をテーブルに置いていました。それは、「兵庫県民交流の船」の申し込み用紙でした。
昭和46年の第1回兵庫県青年洋上大学から始まり、平成21年までの間に計53回実施された兵庫県の洋上大学事業です。1万人を超える青年が参加し、その後県下の各地域で地域社会のリーダーとして活動しています。10日間だけの洋上大学生として、中国での学生との交流、船上では県民の方との交流を目的としていました。
母は結婚前に、世界青年の船に鳥取県代表の1人になり、3ヶ月間の船旅を経験していました。その船旅を私たち子供にも体験させたいと、小学生のとき、グアムサイパンへの船旅に連れて行ってくれています。
「兵庫洋上大学」についても、船の仲間から知った情報だったようで、人数が足りないと聞き、「自分が行く」と言ったそうです。しかし、洋上大学生には、年齢制限があり、20歳〜35歳までしか乗れませんでした。(一般の県民としては乗ることができます。洋上大学生の場合、旅費の半分は県が負担)
そこで、私に」白羽の矢が立ちました。大半が20代の大学生。最初は、違和感があり、なかなか馴染めませんでした。船に乗る前の研修や交流会もありましたが、ずっと居心地が悪かったんです。しかし、ひょんなことから、副代表になってしまいました。
代表1人と副代表4人。5人で食事に行ったこともあります。学級委員もしたことのない私が、副代表なんて…とまったく気乗りしないまま船に乗りました。しかし、船の中で活動していくうちに、
そう思いました。そこからは主体的に、イベントに参加したり、県民の方々とも関わりました。「よく、そんな若い子たちとバカみたいなことできるね」と、同じ年齢の女性に言われたことがあります。しかし、その女性は、最後まで馴染めずにいたし、船を降りた後の交流もありません。
この船旅から20年以上経っていますが、今でも1年に1回交流している仲間がいます。当時9歳だった娘は、2人の子供のお母さんになり、久しぶりに私の船の仲間にも再会しました。主体的に動くことで、同じ経験でも思い出や人との関係性が変わるのです。
自分を人生の主役に!主体的に生きるには?
自分を人生の主役に、主体的に生きるにはどうすればいいの?
「人生をよくするにはどうする?」
「今日という日を楽しい日にするには?」
このように、自分自身の中で質問を繰り返すことで、本来の自分が何を思っているのか、どうしたいのかを明確にしていきます。
という質問を毎日するとします。すると、「人生をよくする」ことに意識がフォーカスされます。自分の意識が「人生をよくすること」フォーカスされると、これに関する情報が無意識に集まってきます。これを「カラーバス効果」と言います。
「color(色)」を「bath(浴びる)」が由来で、「赤」を意識すると、街中で「赤いもの」を目にするようになるという現象
「人生の主役は自分」の生き方で人生が何倍も楽しくなる
主体的に「人生の主役は自分」で生きられると、どうなるの?
うんうん、あります。人の顔色窺って、言わない方がいいかな?ということを、押し殺しちゃいます。だけど、後でモヤモヤしたりすることもあります。
人生の主役を自分にすると、自分の意見を言えるようになったり、自分らしく生きられるようになります。他人の顔色をうかがうことも必要ありません。行きたくない場所に行ったり、嫌いな人と顔を合わせる必要もなくなります。
例えば、複数人で何かをするとき、主体的に行動すると、自分の意見も言いやすくなり、自分の思い描く通りに物事が運びます。誰かの意見を優先して、「本当はこういうことがやりたかったんじゃないんだけどな…」って、モヤモヤすることもありませんよね。
まとめ
私の父は、家族優先で自分のことはお構いなしでした。会社でも頼りにされる存在で、ほとんど職場と家の往復です。唯一の楽しみは、休日のお昼から飲むお酒だったのではないでしょうか?
子供の頃は、もっと人生楽しんでと思ったりしませんでしたが(笑)今思うと、したかったことはなかったのかな?人生楽しかったのかな?とふと思ったりもします。
だけど、それが不器用で無口な父の生き方だったんだと思います。きっとそういう人もいます。だけど、少しでも人生を楽しみたいと感じたら、何歳からでも遅くはありません。
自分を人生の主役にして、思い描く理想の人生を手に入れてみませんか?
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